光酒造では、「焼酎粕」の循環利用を通じて、資源循環型社会の実現に向けた取り組みを進めています。
以下に具体的な流れをご紹介いたします。
日持ちを良くする為に沸騰させた焼酎粕をキューブボックスに充填します。
引き取り当日までに全てのキューブボックスを準備し、運送会社によって運搬されます。
焼酎粕を餌とした牛からは乳が搾られ、乳製品として加工されます。また、牛の排泄物は堆肥化され、農作物の肥料となるなど、資源が循環する仕組みが確立されています。
従来、弊社では焼酎粕を産業廃棄物として処理しておりました。この処理方法では工場にて高温で焼酎粕を分解・無害化していましたが、現在は焼酎粕の栄養価や牛の健康に与える好影響を活かし、畜産飼料として農場へ販売する取り組みを開始しました。焼酎粕には豊富なタンパク質、食物繊維、炭水化物が含まれ、牛はこれを好んで食べるため、搾乳量の向上にもつながっています。
弊社は、こうした取り組みを通じて、資源循環型社会の推進、そして畜産業界への貢献に努めてまいります。