弊社は、1912年(明治45年)5月1日に光安酒造株式会社として創業した清酒造りが前身で、昭和34年にその隣に光酒造株式会社を設立し、現在に至っております。博多焼酎造りの伝統的な酒造法と研鑽した貯蔵法を駆使し、更に杜氏の創意工夫を加え、本格焼酎を造り続けております。
常に「ほんもん(博多弁で本物という意味)」を目指し、お客様が美味しいと思っていただける自信を持った焼酎だけをお届けします。
醸造酒を焼いて造ったお酒という意味だそうで、焼くという言葉には熱するという意味もあります。「酎」という言葉には中国で強い酒を表すほか「よく熟し酒まじりけのない酒」という意味もあるそうです。
また、本格焼酎は『糖質ゼロ』という特徴もございます。
本格焼酎(焼酎乙類)は、単式蒸留器で製造された古くからの製法技術の焼酎で、甲類焼酎とは異なり、大量生産(いわゆる近代的な連続式蒸留製法の甲類)とは異なり、蔵元ごとに異なる個性的な味わいが特徴です。この単式蒸留器でも、常圧蒸留や減圧蒸留などございますが、光酒造では2タイプの蒸留器で製造し、博多焼酎としての歴史を踏襲しつつ、さらに長期貯蔵古酒など深みのある特徴的な製造も行っております。
本格焼酎の熟成変化 | 期 間 | 熟成変化 |
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初期熟成 | 3〜6ヶ月 | ガス臭成分の揮散、刺激的香味の減少 |
中期熟成 | 6ヶ月〜3年 | 香味成分の化学変化、香味の安定化、丸みの増加 |
古酒化期 | 3年以上 | 香味成分の濃縮、丸みの増加、固有の香味形成 |
光酒造では、じっくりと熟成させた麦・米・樽貯蔵・甕貯蔵など、10年を超える長期貯蔵古酒も多く保有し国税局や福岡県主催の酒類鑑評会においても、数々の金賞や上位特別賞を受賞しております。